著者は海兵隊の文民として沖縄で勤務していた時、基地への侵入者が逮捕された映像を公開したことで海兵隊を解雇されました。
しかし、その行動は冷静な判断に裏付けられたもので、著者の知性や日本の文化、歴史に対する造詣は深いものと感じられます。
本書で分かった点は、辺野古は普天間に比べ、その機能や安全性が劣り、かえって移設しない方が良いこと、オスプレイの危険性や騒音はマスコミの一方的な報道の可能性があること、基地を反対している人達の多くが地元ではなく外国人も含まれていること、などです。
反日運動や、戦争に関するプロパガンダを使って、補償金を引き出す姿は、韓国に非常に似ていると思いました。