2016年11月16日水曜日

1044.「コンビニ店長の残酷日記」 三宮貞雄

著者は、コンビニエンス・ストアのオーナーです。
会社員を辞めてオーナーとなり、6年目です。
文章を読んで分かるように、非常に聡明な方のようです。

それなのに、なぜ、コンビニのオーナーになってしまったのか。割増退職金に浮かれて、詳細に調査することを忘れてしまったのでしょうか。

本書では、オーナーの実体と苦悩がよく分かります。
売っても売っても儲かるのは本部ばかりで、オーナーの利益にならない恐ろしい仕組み。ここまで知っていたら、決してオーナーにならなかったでしょう。

苦労ばかりが24時間、365日続く無限地獄のようでした。