2017年1月24日火曜日

1085.「トランプ革命で復活するアメリカ 日本はどう対応すべきか」 藤井厳喜

私が知っているトランプ当選を言い当てた三人のうちの御一方です。

本書は、当選後すぐに出版されたにも関わらず、よく調べられています。それは予備選の時から、しっかりと情報収集していたからだと思います。

それに対し、日本の評論家のほとんどがヒラリー当選と言っていました。CNNなどの巨大メディアがヒラリーを当選させようと動いており、その記事を鵜呑みにした日本のメディアを情報源としていたからだと思います。私の中でこういった評論家の方々を見る目が変わってしまいました。

本書で特に驚いたことは、オバマ大統領の変節と無能さと中国との繋がり、クリントン家の強姦事件、情報漏えい、中国からの賄賂といった悪事の数々です。

トランプ対クリントンは、保護貿易対自由貿易、ひいてはナショナリズム対グローバリズムの闘いであったようです。

トランプは口が悪く、大手マスコミのプロパガンダでイメージが良くありませんが、公約しているナショナリズムの政策を実行できれば、アメリカの景気、国民の生活水準、世界での権威を取り戻せると思いました。