2017年10月11日水曜日

1325.「こうして歴史問題は捏造される」 有馬 哲夫

中韓二国との歴史問題(そもそも問題などないのですが)が解決しないのは、中韓では「反日」が「建国イデオロギー」だからです。

中華人民共和国は、中国共産党が中国国民党の内戦に勝利して大東亜戦争終結の1945年8月15日から4年後の1949年10月1日に建国されました。中国共産党は日本軍と交戦したことが殆どにありません。それなのに日本軍を打ち破って建国したと主張します。内部抗争ではカッコがつかないからでしょう。

大韓民国は、大東亜戦争終了後、アメリカとソ連が朝鮮半島に主権国家がないため、それぞれで北と南に分けて、上海で大韓民国臨時政府樹立したことがある李承晩を大統領に据えます。大東亜戦争当時、朝鮮は日本に併合されており日本軍としてアメリカと戦ったいました。朝鮮軍などなく、日本軍と戦ったことはありません。しかし、アメリカが韓国を建国したでは民族を鼓舞する歴史になりません。そこで、李承晩が捏造した抗日運動で日本軍に勝って、独立したという話を信じ込んだのです。

これらの話には根拠がありません。しかし、中韓にとっては証拠など必要ないのです。さらに、これらの話が架空であることを認めません。認めると「建国イデオロギー」が消滅してしまうからです。

こうして、歴史問題は捏造されていくのだということが良く分かりました。