「怖い絵」展を見に行くために種本を勉強中です。本書は3部作のうちの「泣く女篇」。左の「レディー・ジェーン・グレイの処刑」が掲載されています。
普段は美術館へ行っても、何となく絵を見て「綺麗だな」と思う程度です。たまに音声ガイドを借りますが、それで分かるのは、絵の構図、色彩、描かれた時代背景等です。
本書の内容は、絵に描かれたシーンの意味や登場人物達の人間関係、絵からは分からない残酷なストーリーです。
それらが一体となり、なぜこの美しい絵が怖いのか、段々分かってきます。本書を読んだ後は、それまでボーと見ていた絵の奥深い意味を知り、これらの絵の見方が変わってきます。