2017年11月20日月曜日

映画「百瀬、こっちを向いて。」 早見あかり

原作と大筋で似ていますが、相沢が小説家になったこと、百瀬の家が貧しいこと、ラストシーンなどが異なり、似て非なるものになっています。

相沢が主人公ながら、早見あかりの可愛さを描くために百瀬のキャラクターの小悪魔的なところが強調されています。そのために、ストーリー自体の魅力が失われてしまっています。

小説では爽やかだった「百瀬、こっちを向いて。」というセリフが、映画では相沢の泣き言になってしまい、気持ちが悪いです。

ラストもモヤモヤして終わりました。