2018年3月12日月曜日

1193.「天国に一番近い会社に勤めていた話」 ハルオサン

著者は高校卒業後、子供の頃から夢だった警察官になります。ところが、人間関係をうまく築けず、すぐに退職。

そこから、学歴も職歴もない著者が入社することができたのはブラック企業でした。しかし、著者は自分が働いている会社がブラック企業であることに気づかず、問題は自分にあると考えて努力を重ねて業績を上げていきます。

それにもかかわらず、給料は上がりません。それがブラック企業。給料は上がらないものの、精神が高揚するような環境にはめ込み、著者を洗脳していきます。著者は職場で恋人もできたのですが、五股をかけられて婚約破棄。精神がボロボロになりながらも働き続けるのですが・・・

著者の体験を基に書かれたブログをまとめた本です。
世の中には、ここまでブラックな会社があるのかとビックリしました。
ただ、そんな環境でも何とか生き延びていけば、様々な能力も磨かれ、成長できるのだなと感動しました。