2018年5月11日金曜日

1224.「この地獄を生きるのだ うつ病、生活保護。死ねなかった私が「再生」するまで。」 小林エリコ

著者は短大を卒業するも、就活に苦戦し、やっとのことでエロ漫画雑誌の編集の職を得ます。

しかし、これがひどいブラック企業。

手取りは12万円で、社会保障費は支払わず、残業がとても多いのに残御代が出ませんでした。

著者はうつ病を発症するも、通院する気力も失われ、自殺を図ります。

会社を辞め、無職となり、うつ病に苦しみながら、生活保護で生きていくことに。

何とか生きては行けても、仕事がなく、社会とのつながりがないと、人間は自らの尊厳も失い、無気力になってしまいます。

苦しくなったら、生活保護を早く受けてゆっくりし、自分が興味があること、好きなことをあせらず見つけるのがよいのかなと思いました。