目を疑うタイトルです。
タイトルからは、自虐的な笑いの話かと思いましたが、シリアスなメンタルの話でした。
北海道のど田舎で育った著者は、地方の小都市にある大学に入学しました。ぼろアパートで後の夫と出会います。
初日から意気投合して付き合い始めますが、彼のちんぽが入らない。著者は高校時代に初体験をすませ、彼も童貞ではないのですが、2人がセックスすると女性器が裂けてしまい大出血。
それでも2人は結婚するのですが、入らないことが徐々に2人の関係を蝕んでいきます。
夫の風俗店通い、出産しないことへの周囲からのプレッシャー、妻のうつ病からのせックス依存症。
なかなか解決の糸口が見えない夫婦関係がどのようになっていくのか、考えさせられる本でした。