ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる4作目です。
ダニエル・クレイグになってからシリアス路線となり、おちゃらけ要素が減りましたが、それはそれでよい作品です。
HIVの偽治療薬販売や、難民の売春婦売買など現代的な犯罪がスペクターのシノギとなっています。そして、世界中の盗聴と盗撮の情報を一元管理し、世界を支配するというのがスペクターの狙いです。スケールがデカイです。
舞台が、メキシコシティー、ロンドン、オーストリアの山岳地帯、モロッコの砂漠など、雄大な風景を見るだけでも気持ちがいいです。
スリリングで最後までテンポよく見ることができました。