「日本が琉球を領有する根拠は将軍足利義政がこれを島津忠国に与えたときより確定している」と井上馨外務卿は、明治12年10月8日に清国に回答しています。
これら文書が外務省に保管されており、これが沖縄が日本であることの根拠となります。
幕府と薩摩藩の外交貿易戦略として琉球を明や清との貿易拠点として活用するため、独立国の体裁をあえて保っていました。
朝貢や冊封はそれを行うための外交儀礼過ぎず、明も清もそれを黙認していました。
こういった証拠に基づく事実を広げることで、「沖縄は元々中国から取った」という誤った認識に陥らないようにしたいものです。