2018年6月4日月曜日

M14.「ペンタゴン・ペーパーズ」

予想以上に面白かったです。

ベトナム戦争に記者として従軍していたエドワードは戦争が泥沼化していると現実の姿を報告書にまとめました。

しかし、国務長官のマクナマラはこれと反対の、戦況は改善していると発表し、戦士を戦場に送り続けました。

数年後、エドワードは自分が書いた機密文書を盗み出して、ニューヨーク・タイムズへリークし、大変なスクープとなります。

一方で、地方紙に過ぎなかったワシントン・ポストは株式公開を控えていましたが、ニューヨーク・タイムズのスクープに大慌て。ニューヨーク・タイムズが発表していない部分を入手し挽回しようとします。

やっとのことで情報を入手し、いよいよ掲載寸前まで漕ぎ着けますが思わぬ問題が。

父と自殺した夫の後を次いで社主となったキャサリンは、全くビジネスの経験がありません。そんな彼女がこの問題に対して下した判断は・・・

報道の自由と国家機密のどちらが重いのか、考えさせられる映画です。