2018年6月4日月曜日

1234.「世界の中国化をくい止めろ」 宮崎 正弘、 福島 香織

中国は、監視カメラ、データマイニング、インターネットの監視によって、「1984」のビッグブラザーのような管理社会になりつつあります。

人民の行動や金の流れはすべて把握されています。

中国経済は先行き破綻しますが経済規模が大きすぎるのでゆっくり沈み、破綻が表面化するのにまだ時間がかかります。

社会はすでに二元化しており、一部の共産党幹部の家族層と大多数の農村地帯を中心とした貧困層です。

ただ、一部といっても一億人はおり、私達が出会い、爆買いをしていた中国人はこれらの人々です。私達が残りの13億人に出会うことはほとんどありません。

だから、中国は豊かになり、今でも発展を続けていると勘違いしてしまいます。

破綻が明らかになった時、リーマン・ショックの数倍の衝撃が世界を襲います。日本も無傷ではいられません。どうやって耐えるのか準備すべきです。