オリジナルは、1981年の出版です。
内容が新しいなと思ったら、全部書き直したとのことです。
特に女性に限定した内容ではありません。
著者はすごく積極的で活力があり、見習いたいです。
年など気にせず、年を経たからこそ、新しいことに挑戦する。
どんなに忙しくても細切れ時間を使えば、様々なことがやれると思いました。
とても面白い本です。
国の滅亡の原因はグローバリズムであり、その政策は緊縮財政、自由貿易、規制緩和の3点セット。日本はこの政策が着々と進んでいます。
その一方で、世界は第一地域と第二地域の覇権争いとなり、第一地域の宗主アメリカと第二地域の盟主中国が灰色の戦争に入りました。
しかし、アメリカの覇権に陰りが見えた今、第一地域の宗主になれる条件が整っているのは日本だけだと著者は主張します。
それを実現するには、移民、女系天皇、英語教育早期化の罠を避け、グローバリズムから脱し、高い生産性を獲得することが必要です。
期待していた様々な準備のノウハウ本ではありませんでした。
著者のテレビのプロデューサです。
テレビに出演してもらうための説得トークについて、ノートを4分割して設計図を作るという内容です。
交渉のシミュレーションとしてはよい方法です。
著者が手掛けた番組などの裏話が主で、面白く読めました。
ベビーシッターのソフィーが目を覚ますと、6歳のレオが殺されていました。
ソフィーは数年前から自分が覚えていない奇行を繰り返していましたが、この殺人も覚えていません。
ソフィーは様々な手を尽くして、逃亡を続けますが...
全く奇想天外のストーリーです。始めに見えていた風景がいきなり覆されます。
ソフィーとフランツの話が一体となって、謎の答えが明かされます。
秀逸なミステリーです。
短い記述の中にも、しっかりと日本の歴史が書かれています。
簡潔でわかりやすいです。
これまで書かれてこなかった近現代の史実がはっきりと書かれています。
神話から書き起こされ、日本の起源がよくわかります。
読み終わり、日本に誇りが持てる本です。
世の中一般に言われているような名言ではありません。
著者が触れて見出した名言です。
だから、言葉だけを読んでも名言と思えないものもあります。
ただ、著者の体験や感想を読むと、そういう背景があって名言として選んだのかと納得できます。
正直なところ、この本の内容で話が面白くなるとは思えませんでした。
話が面白くなるというより、商談がうまくなるという感じでした。
著者自身が体得した方法ですが、キャラクターが異なる万人にも適するのかは不明です。
内容のいくつかは使えるかもしれません。
取り立てて新しいコンセプトはありません。
自分でも、書かれた内容を殆どやっていました。
ただ、リストを作成することの利益を再確認できました。
リストを作成することにより、抜けがなくなり、気持ちが落ち着きます。