本を1,000冊読みました。極端な変化はありませんが、人生が好転している気がします。もう少しブログを続けてみます。 知識が増えたので物の見方の切り口も増え、他人の意見が受け売りかどうか、何となく感づくようになりました。
ライバルの不運、大先輩の死により、競い合い、教わっていく相手がいなくなるが、それでも自分に負荷をかけ、やがて孤高の存在となっていく。
成長と挫折を越え栄光にたどり着きながら、人間の宿命である老いが喜久雄の体と精神を蝕んでいく。
歌舞伎を舞台にした一大抒情詩。
人間の浮き沈みをとても深く体感でき、人生の儚さを自分にも引き寄せて読める名著です。