2013年4月19日金曜日

67.「なぜ、仕事ができる人は残業をしないのか?」 夏川 賀央

「残業したほうがいい」のか、「残業しないほうがいい」のかと考えることがあります。著者はそういう問題ではなく、「自分の仕事」にとって有利なほうを選択すればいいという単純なことと言います。この割り切りは結構スッキリします。

「自分」という会社が「会社」という親会社と強力しながらお客さんとやり取りしているというイメージで仕事を考えるので、上司は「逆らう存在」ではなく「障壁となる存在」だから、どうクリアすればよいかを考えるのが解決法です。

そして、上司からの仕事は「はい、すぐやるようにします」と返事しながら、それは無視して急ぎの仕事に専念するというのは実務的な方法です。

「勉強家」というのは単に結果論であり、根本は「あらゆることを知りたがる」という好奇心との指摘は納得できます。残業しないで帰っても、その後に興味あることを勉強して仕事に活かせば、そちらの方が仕事が上手く行きます。

そして、勉強=好奇心のテーマが「自分の仕事をもっと良くする方法」であれば、更に効率が上がるでしょう。