2013年9月26日木曜日

134.「僕らが世界に出る理由」石井光太 (著)

「最初はこんなまったく興味にない本を読んで何のためになるんだろう
と思うこともあるでしょう。
でも、千冊以上読んでいくと知識がつながっていって、
またたく間に世界が関係性を持って広がることが楽しくなるはずです。」

以前に読んだ「新書がベスト」 にも1,000冊読むと人生が変わる
と書いてありました。
その理由は、「世界が関連性を持って広がること」なのでしょう。
1,000冊読むことにします。

「勉強をする時はできるだけ幅広く他分野のことも勉強するべき」
「何かをやりたいと思ったとき、その分野ノウハウでやろうとしても
新しい風を入れることはできないということです。
もちろん専門分野の勉強をすることはいいことですし、
絶対にそれをしなければなりません。
しかし、それだけではダメなのです。
それだけではどうしても行き詰まってしまうし、新しさに欠けてしまう。
そこで必要なのは専門の勉強だけでなく、幅広い勉強なのです。」

その通りだと思いました。
専門分野の知識だけでは他の人と差がつかないし、
話をしていても面白くないのです。
そして、旧来のやり方を踏襲するだけで、新しい発想は生まれてこない。

「何を武器とするばいいのかの基準は言葉にしてしまえばとても簡単です。
みなさんが、「これだ!」と思った大好きなことでいいのです。
ちょっとした趣味レベルのものではいけません。
若い人の趣味というのは大抵似通っていて、ゲーム、漫画、スポーツ、
映画など、一部のものに集中しがちです。
こういう趣味は多くの人が持っていますし、すでにそれを別の分野に
取り入れている人はゴマンといますので、
すでに手垢のついたものになってしまっています。」

私の趣味も、読書、漫画、映画なので本当にありふれています。
これじゃあ、発想がありふれているのも当たり前。
何か変わった趣味を見つけることにします。