本の内容が面白かったので、描かれている絵画を見に行ってきました。
まずはロダンの「考える人」がお出迎え。教科書でしか見たことがありませんでしたが、
初めて実物を見ました。写真では見れなかった細かい筋肉のつくりや
背骨の美しさが見事でした。
期待に胸を膨らませ入館すると、「モネの睡蓮がない・・・」。
常設展に行ったことがなかったので知らなかったが、
絵画の配列は変わるのだ。
そのため、本で紹介されている配列とは全く異なっていた。
今は、印象派が殆ど展示されていない。
モネの「睡蓮」、ルノワールの「帽子の女」、セザンヌの「ポントワーズの橋と堤」
は見ることができなかった。
それでも、「聖ミカエルと龍」、マネの「ブラン氏の肖像」、カペの「自画像」、
ヤン・ブリューゲルの「アブラハムとイサクのいる森林風景」、
ピテル・ブリューゲルの「鳥罠のある冬景色」、グレコの「十字架のキリスト」等
本を読みながらじっくりと絵を見ることができました。
それぞれの時代背景や作画技法などがよくわかり、
通り一辺倒の見方ではなく、深く鑑賞できました。
結局、2時間のつもりが、5時間かかってしまいましたが、充実した時間でした。