2013年10月7日月曜日

初めて能を鑑賞しました。



初めて能を鑑賞しました。
場所は渋谷の観世能楽堂です。
東急百貨店の裏の坂道を少し登ったところにあります。
今、売却されてしまうのではないかと話題になっている所です。

「五世梅若吉日之丞三回忌追善 東京猶諷会」という会に参加しました。
能楽堂内は思ったより広く、静かで快適です。
9時45分開演だったので、すぐに能が始まるのかと思いましたが、
番外仕舞→素謡→独吟→舞囃子→素謡と進み、
能は12時40分ころに行われました。

演目は、「船弁慶」です。
西国に下る義経を追ってきた静御前を弁慶が説得して帰らせるという前半と、航海中に船で暴れる平知盛の亡霊を弁慶が成仏させるという後半
から成ります。

正直なところ、セリフの意味は殆どわかりませんでした。
しかし、優美な身のこなし、独特でよく通る言い回し、華麗な衣装など
日本の伝統文化に触れることができ、大変魅了されました。