2014年1月4日土曜日

211.「ケルベロスの肖像」 海堂 尊

「輝天炎上」と同じ話が東城大学の田口先生の視点から描かれています。同じ話だけど面白い、いや、相手側の心理がわかってかえって面白いです。「アリアドネの弾丸」の話がよく出てくるので前もって読んでいると更に面白そうです。
この本自体、物語として完成していますが、「輝天炎上」への複線があらゆる所に張られています。

「アリアドネの弾丸」も読みたくなりました。