2014年1月9日木曜日

216.「不肖・宮嶋 死んでもカメラを離しません」宮嶋 茂樹

カメラマンとしての情熱と執念に恐れ入りながらも、失禁した部分ではこらえきれずに笑ってしまいました。

カメラマンの仕事を知っているようで、実はあまり知りませんでした。
私のイメージでは、スタジオでモデルを撮影することや、戦場で戦闘を撮影することぐらいでした。

しかし、東京拘置所の麻原死刑囚を撮影するため、様々なスポットを探し、大型トラックまで借りて張り込んだり、三里塚闘争のまっただ中で機動隊に袋叩きにされた挙句、乗ってきた車を廃車にされたりと、想像できないほど過酷なものでした。

「乞食とカメラマンは3日やったらやめられない」と言われるそうですが、とてもあこぎで非常な世界でした。