2014年1月20日月曜日

227.「文系?理系?―人生を豊かにするヒント」志村 史夫

人物を文系・理系と区別するのは、日本特有ではないでしょうか。しかも、大学卒業者に限られます。あまり意味がないように思えますが、採用時やキャリアパスなど結構大きな影響があります。

本書は、文系と理系を分けるのは、数学嫌いと歴史嫌いにあるといいます。確かにそうだと思いました。自分も数学が苦手だったため、いわゆる文系に進みましたが、科学は嫌いではありませんでした。

著者は、数学は物事を論理立てて考えるトレーニングになると言います。文系と理系の壁が取り除かれれば、もっと知識に広がりと深みがでて、人生がより楽しくなるかもしれません。