2014年1月22日水曜日

229.「フライト・ゲーム―高校生が自分と向き合うための18の方法」 松葉 健司

フライトのパート(勉強)とゲームのパート(運動)があり、小説仕立てで高校生が直面する悩みに指針が与えられます。

最近の子どもには夢がないと言われますが、自分が子どもの頃にも明確な夢はなかったように思います。ただ、社会が成長していたので、夢がなくても企業に入れば何とかやっていけただけでした。

今では、企業に入ってもいつ辞める時がくるかわからないし、そもそも企業に入るのが難しい時代です。そうなると、夢の有る無しが注目され、夢がないと生きづらい社会になっているのではないでしょうか。

本書は、高校生に向け悩みに順位づけや夢の見つけ方を教えてくれます。
「夢の見つけ方まで教わる必要があるの?」と思うかもしれませんが、実はこれがわからないで困っている人も多いと思います。

高校生にとって、自分の生き方の指針を見つける、よい指南書だと思います。