弁護士、公認会計士、税理士、社会保険労務士という国家資格の実態がレポートされていますが、どの資格も持っているだけ食える資格ではなくなりました。
それどころか、取る過程や維持にとてもお金がかかってしまい、逆に借金ができてしまうほどです。
弁護士の平均年収は、680万円。
しかし、全体の4割は、500万円以下。
100万円以下が4,000人もいるそうです。
原因は、主に2つ。
- 試験制度改革による合格者の急増
- 報酬規定廃止による価格競争
資格保持者は、コツコツ勉強することが好きなので、合格後も他の資格を目指すケースが多いです。私自身もその魅力を感じますが、実際には、他の資格をとっても借金を増やすだけで、収入は増えないとわかり、戒めになりました。
社会保険労務士の須田さんという方が文中で
「私のお薦めは、営業が強いことで有名なリクルートの契約営業マンでもなって、飛込み営業をたくさん経験すること。」
とおっしゃています。
私はリクルートで14年間、飛び込みを含め営業をやっていたので、その経験って結構得難いものなのだなと感謝しました。