「この娘が偏差値30から慶應へ現役合格したのか」と思うでしょう。普通。
しかし、この娘はモデルの石川 恋さんで、主人公のさやかちゃんではありません。本書とは全く無関係の写真です。
この写真で本を手にとった人も多いと思いますので、上手いと言えば上手いが、ズルいと思いました。
内容は、さやかちゃんがいかに勉強ができなかったか、勉強にそぐわない家族関係、そのなかで、著者である塾の先生だけがさやかちゃんの理解者であったことが書かれています。そのやり取りと合格までのストーリーは面白いです。
学習法については、本人のモチベーションを上げていく心理学による指導法が書かれています。科目の具体的学習法にも多少触れられており、参考になりました。