平和憲法とも称される日本国憲法ですが、そもそもは「マッカーサーノート」というダグラス・マッカーサーの走り書きを元に、GHQが起草したものです。
それは、日本を永久に平和であらしめるという高尚な理念で作られたものではなく、単に、永久に白人社会に刃向かえないように、自衛のためにすら戦争と軍隊を放棄させるものでした。
戦争と軍隊の放棄は、主権国家として歪なものです。その証左として米国を始めとした世界のどこの国でも採用されていません。作ったマッカーサー自身がその失敗に気付き、朝鮮戦争が始まると、「9条は解釈でなんとかしろ」と命じ、再軍備させました。
また、24条は、当時23歳の単なる通訳だったペアテ・シロタ・ゴードンが起案した感情的な作文です。
改憲論が盛んに言われていますが、自民党改憲論もでたらめで、これを採用すると日本国憲法よりも悪くなるように感じました。改憲には、帝国憲法を策定したときのように、高い見識を持った人材が必要と思いました。