2014年9月14日日曜日

469.「消費増税の黒いシナリオ デフレ脱却はなぜ挫折するのか」 田村 秀男

財務省が消費税に拘るのは、

  1. 徴税が楽
  2. 税率アップ=税収アップ(と信じている)
  3. 消費税関連の規制で権力強化
のためだと思いました。

日本が長期デフレに陥った理由は、急激な金融引締めと消費税導入・増税によるものと思われます。

そして、財務省は、デフレ脱却と景気回復には興味がないように見えます。

財務省の関心事は、税収を増やすこと、予算配分による権力強化、特殊法人等の天下り先確保のようです。

消費税を10%に引き上げると、さらに消費と投資が抑制され、デフレが悪化し、失われた20年が失われた30年になりかねないと思いました。