2014年9月20日土曜日

475.「阪急電車」有川 浩

今回も、引きこまれて、一気に読みました。
本当に有川浩さんの作品は、ハズレがないです。

阪急今津線、初めて知りました。
始発駅から終着駅までたったの15分しかかからないローカル線だそうです。

その一駅区間毎に一話毎の物語を語り、それぞれが相互に関連しあっています。一話創るのも大変でしょううにそれを関連付けるなんて・・・

しかも、折り返し電車で、行きの電車の出来事の後日談を引き受けています。
話は、恋愛話ですが、出てくる登場人物の行動が日常で起こり得ることなので、とても親近感が湧きます。

読み終わった後に、心が温かくなります。