2014年9月19日金曜日

映画「白ゆき姫殺人事件」

人が滅多に行かないしぐれ谷で、女性が10ヶ所以上刺されて、燃やされ殺害されます。彼女は、化粧品会社に勤務する美人OLの典子。化粧品会社のヒット石鹸「白ゆき姫」から、事件は、「白ゆき姫殺人事件」と呼ばれます。

被害者が面倒を見ていた新入社員から、典子の同期の美姫が犯人に違いないと聞かされたテレビディレクターの赤星は、特ダネとばかりに事件を調査し、美姫が怪しいとSNSでつぶやき、ワイドショーで放送します。美姫は事件当夜から、行方不明となっており、容疑者として行方を追われることに・・・

湊かなえさん原作小説の映画です。
原作をすでに読んでいて、犯人も知っていたのですが、登場人物同士の嘘のつきあいなどが面白く、最後まで楽しめました。
また、取材からワイドショーが作られるところも映画ならではで興味深かったです。

ラストの美姫と赤星の出会いは、小説にあったかどうか、記憶が不確かですが、美姫の行動は偶然ではなく、恨みを込めたものだと思いました。