「即答力」を身に付けるには、ひたすら即答を続けることしかないそうです。そのためには、自分の基本に対して、「なぜ、なに、なんだろう」と疑問を持つこと。著者が自分の仕事の全ての事柄に即答できるのは、24時間、365日ほぼ仕事について考えているからだそうです。
「誰よりもよく考えているから、誰よりもいい判断ができる。」
確かに、その通りだと思いました。自分の仕事について、いつも疑問を持ち、即答できるように準備しておく。そのプロセスで自分の専門分野に対する知識が蓄積するとともに、視野も広がり、判断基準が確立して、判断の精度が上がる。
単純な作業ですが、とても効果があると思います。その一方で、期限も督促もないので継続することが難しいのではないでしょうか。
本書でも具体的なやり方は示されていませんが、是非とも習慣にしたいものです。