2015年1月15日木曜日

557.「どうする定年 50歳から巻き返し! まだ間に合うマネー対策」日経ヴェリタス編集部

1986年に大手家電メーカーに入社し、50歳を迎えた3人の物語です。

計順平は、MBAを取得し、エリートコースを進んでいます。
風任成行は、旅行を趣味とし、プライベートを重視しています。
高嶺華代は、キャリアウーマンの道を選んだおひとりさまです。

2014年11月時点のデータをもとに、50歳から見た定年に向けての、キャリア、老後資金、介護、住居について、3者3様にシュミレートしています。

「おわりに」で、編集者が10年前に出版した「定年後大全」を今読むと、その違いに隔世の感があると述べています。おそらく、本書も10年後に読むと、その時代とは大きな隔たりがあるものと思われます。つまり、本書の内容に過度に不安を感じる必要はないということです。

本書の内容を鵜呑みにするのではなく、問題意識を持つキッカケとし、自分で将来を考える際の参考の1つにつればよいと思いました。