2015年3月10日火曜日

594.「恨韓論 ~世界中から嫌われる韓国人の「小中華思想」の正体!」黄 文雄

個人的に付き合いのある韓国人は皆いい人です。
しかし、報道で見聞きする韓国人の日本に対する報道は感情を害するものが多い。
このギャップが理解できませんでした。

本書を読んでその理由が少し分かった気がします。

まず、韓国理解の前提は「事大主義」。強きを助け、弱きを挫く。
日本が強いか弱いかによって、韓国は親日になるか反日になるかを決めます。
戦争に負けて領土も占領されていた時期に竹島は占領されました。
1990年以降の景気後退で経済力が落ちているために、従軍慰安婦や戦時賠償でたかってきます。

そして、韓国は本音と建前が全く違う国です。昼は反日、夜は親日。公は反日、私は親日。韓国人は本質的には日本が好きなように思えます。しかし、それを認めたくないし、認めると攻撃される。だから、より過激に日本を非難します。

しかし、外務省のホームページの
「我が国と、自由と民主主義、市場経済等の基本的価値を共有する重要な隣国」という表記が、「我が国にとって最も重要な隣国」
と書き換えられると、
「韓国格下げ、拙劣で子どもじみた日本の対応」(朝鮮日報)と騒ぎ出します。嫌いな国なら気にしなければいいと思うのですが・・・

結局、反日は利益を得たり、精神的に優位に立つための手段であるので、相手にせず、粛々と日本の国力を増強することに専念すればいいと思いました。