2015年5月1日金曜日

630.「韓国人が暴く黒韓史」 シンシアリー

反日の根底には、韓国という国家の存立の正統性の欠如にあるようです。

現在の韓国は、百済、新羅、高句麗のいずれの後継国なのでしょうか。高句麗の後継国である高麗からKOREAと呼ばれていますが、韓国の人は、百済が起源だとも主張しています。

しかし、1948年にアメリカから権限移譲された韓国臨時政府は、それらの国や、李氏朝鮮とも係属関係にありません。そのため、現在の韓国は、1948年8月15日に建国されたとも言えます。

こういった正統性の欠如から、自らのアイデンティティを確立するために、大国からの承認に依存したり(事大主義)、対立軸として日本を攻撃しているようです(反日)。

「自らが中国に認められた国であるのに、その弟分の日本に併合されたことが許せない。」
「自らの出資が不明確であるのに、天皇を2675年も戴き継続している日本は妬ましい。」
こういった思いが根底にはあるのかもしれません。

自らのアイデンティティがないため、歴代大統領も反日教育を強化しました。その結果、現在では、反日と愛国が同意義になってしまっています。

その一方で、韓国から日本への観光客が増加し、「共通の価値観」という標記が削除されると騒ぎ、「韓日関係を改善したいなら」と連呼し、日本がもう興味を失っている日韓関係に固執していることから、内心は日本が嫌いでないようです。

反日が韓国の求心力である以上、両国の関係は改善しないと思います。そして、過去、日本が朝鮮半島に関わって良かったことはひとつもないので、親密にならない状態がよいと思います。