お金で転んで下手を打ったオオバカナコは、生き埋めにされる寸前で、「キャンティーン」のオーナーに買われて、キャンティーンで働くことになりました。
次々に入店する殺し屋に殺されかけたり、救われたりしながら、ドタバタ劇が進みます。
出てくる料理はどれも美味しそうなものばかりです。特にハンバーガーは、6枚の肉が挟まっていて、それぞれ鹿や熊といった違う種類のものがそれぞれの味を主張しながら調和する、本当にあったらぜひ食べてみたいものです。
全く理不尽でナンセンスな話のなかで、どうしようもなかったオオバカナコが逞しくなっていく姿に好感が持てました。