2015年7月3日金曜日

672.「激動する世界経済! こうして突破できる日本経済」宮崎正弘、 渡邉哲也

対談を文書化しているので、あるテーマを深堀りしているわけではありません。最近のトピックスにつてい、広く深い情報をもとに解釈しています。

アフリカでの経済援助は単なる人道目的ではなく、国連安保理の議席を得るために有効な54カ国の54票を一括して買収するためという見方は、なるほどと思いました。

南米に接近しているのは、増加しているヒスパニック系議員を通じて、アメリカ議会への影響力を強化するためという強かさに感心しました。ヒスパニック系は親日で、反中・反韓だそうです。

消費税導入の経済に対するダメージは、予想以上に大きいですね。2017年4月に10%に引き上げられると微妙な経済成長に止めが刺されるのではないでしょうか。逆に5%に引き下げた方が、景気が向上し、かえって税収が増えると思います。

現在、日本で起こっている外交問題や経済問題について、自分だけでは気付けなかった視点を与えてくれます。