2015年10月6日火曜日

734.「デブを捨てに」 平山 夢明

4編からなる短編集です。

ジョーは、借金返済を猶予してもらうために、腕を折られるか、デブを捨てに行くか、選択を迫られます。1年前に1度折られたのと同じ場所を折られる恐怖から、デブを捨てに行くという意味もわからず、デブを選びます。

現れたのは巨大なデブ女。その女を車で処分屋に届けることが借金返済猶予の条件でした。

次々に起こるトラブルに読んでいて気分が悪くなります。果たしてジョーは、殺されると分かっていて、無事にデブを送り届けることができるのでしょうか。