2015年10月26日月曜日

748.「韓国がタブーにする日韓併合の真実」崔基鎬

韓国人は、日本に70年間侵略されたと主張しますが、そのスタートとなるのが1875年の江華島事件です。

そもそもは、自分の子供を皇太子にするために閔妃自身が日本に日朝修好条約の交渉再開を持ちかけたことがきっかけでした。

1894年に日本軍は漢城に入り、王宮を占領して甲午更張を要求します。
その内容は、
>清との条約を全て廃棄し、朝鮮の自主独立を確定する
>両班、平民、汽船、門閥を問わずに、人材を登用する
>公私奴婢の文書を廃棄し、人身売買を禁ずる
>司法官、警察官に限り、人身の拘束ができる
>拷問と拷刑を禁ずる
>新しい通貨制度を定める

全部、いい改革じゃないですか。
これにより、朝鮮が清から独立し、奴隷は開放され、一方的な拘束、拷問がなくなり、通貨ができた。確かに、日本によって強要されたかもしれませんが、この開放策は悪いことだったのでしょうか。
そして、この甲午更張を明文化して、朝鮮の最初の憲法である「洪範十四箇条」が宣布されます。

今日、韓国は国民に李氏朝鮮があたかも独立した国であって日韓併合によって、独立が奪われたように教えていますが、これは事実を大きく誤っていると著者は伝えています。

さらに、李朝は創建された時から人類史上最もおぞましい、腐敗した暴力集団であり、国家の体をなしていなかったそうです。
今日の韓国の繁栄は、1905年に統監府が開設されてから日韓併合が終わるまでの40年間がもたらした、勤勉と和を協調する精神教育にうえに築かれたものであるとも言っています。

日本批判を繰り返す韓国政府ですが、著者のよう冷静な韓国人がいらっしゃることは、重要なことです。