2015年11月4日水曜日

754.「超・技術革命で世界最強となる日本」 三橋 貴明

「一番じゃなきゃダメですか?」と事業仕分けされ、毀損されてしまった技術も多いと思います。

一番ゆえにさらに進歩する技術もあるし、一番を目指すことでブレークスルーすることも多いのではないでしょうか。

本書では、スーパコンピュータ京と睡蓮、リニア中央新幹線、パワードスーツなど日本が持つ世界最先端の技術が紹介されています。

そして、軍備でも、日本純正ステルス戦闘機ATD-X、10式戦車、護衛艦いずもなど、アメリカに壊滅させられた兵器産業がよくぞここまで復活してきたと思います。これらの武器を持つことは他国から国を守る上で非常に重要な鍵となるものでしょう。

著者が主張するように、政府は技術開発投資、公共投資にもっとお金を投資すべきだと思います。そうすれば、人口減少社会でも経済を成長させることができ、インフラが整って就業環境も改善し、それに伴い人口も増加していくのではないでしょうか。