2015年12月25日金曜日

802.「「中国の終わり」にいよいよ備え始めた世界」 宮崎正弘

中国共産党の崩壊はカウントダウンに入ったようです。

最後のボタンを押すのは、ISIS帰りのウイグル人による新疆ウイグル独立運動か、頻発する暴動の太平天国の乱のような拡大か、共産党内部の闘争による易経革命か。

いずれにしても、2014年の不動産バブル崩壊、2015年の株式バブル崩壊を背景に富裕層や中産階級が大きな負債を抱え転落し、貧富の格差が人民の怒りに火をつけます。

中国の没落に伴い、中国に依存している韓国とドイツ経済も大きく損なわれることでしょう。

中国国内が内戦状態になれば、周辺国に難民がなだれ込みます。ロシア、北朝鮮、韓国は景気が悪いので、ベトナムやインド、そして日本に殺到するかもしれません。日本では対馬や壱岐に最初に漂着するでしょう。その時に備えて、準備をする必要があるかもしれません。