2016年2月10日水曜日

849.「400円のマグカップで4000万円のモノを売る方法―――「儲けの仕組み」が、簡単にわかる!」 髙井 洋子

洋介は、東京タワーの近くに喫茶店を営んでいますが、2年経っても赤字続きです。妻子には逃げられ、一人で朝から晩まで働き続けています。

桜子は、経営コンサルティング会社の社長です。深夜にそこしか開いていなかった洋介の喫茶店にたまたま入りました。名物の「スープカレー」を食べて気に入ってしまい、このままこの店が潰れてしまうのは惜しいと思うようになります。

そして桜子は洋介にあれこれレクチャーするようになり、洋介は熱心にこれを学んで店のあり方を変えていこうとします。

ビジネスモデルをテーマにしたビジネス小説です。「俺のイタリアン」や「ラッキーピエロ」などのビジネスモデルを例に引きながら、儲かる仕組みとは何かを学んでいきます。

洋介には、奥芝洋介さんという実在するモデルがおり、お店も実際にあるそうです。行ってみたいです。