2016年3月6日日曜日

874.「99%の社長が知らない銀行とお金の話」 小山 昇

銀行との付き合い方が非常によく分かる本です。

無借金経営が尊ばれる考え方もありますが、著者は銀行からお金を借りるべきと主張します。その理由は、経営は規模の拡大が重要であるため、金利は高くてもいいから長く、たくさん借りるとのことです。

その際には、一般的に当然と考えられている、根抵当を設定したり、定期預金を組んだりしないとのことです。それは、それらの担保を提供してもその限度額まで融資を受けれることはないし、経営の足かせになるからです。

その代わりに、「3点セット」を差し出すことで、融資を受けるそうです。
1. 経営計画書
2. 経営計画発表会
3. 銀行訪問

担保を差し出すより、こちらのほうが、経営も強くなりそうです。