SEALDs中心メンバーのインタビュー、デモでのスピーチ、参院特別委員会の意見陳述などからなる一冊です。
20歳前後の人達が政治について考え、発言することは、とても良いことだと思いました。
奥田氏の参院特別委員会の意見陳述は、安保法制を成立させる手続き経緯について異議を唱えており、論旨が通っていると思いました。
ただ、その他のメンバーの発言は、マスコミの報道を鵜呑みにし、感情面からそれに反応して発言しており、論旨が通っていないように思いました。
根本には自虐史観や中韓のプロパガンダがあり、侵略を仕掛けてくる相手には丸腰でも話せば分かるという幻想があるように感じます。
多くのメンバーが注目される自分に酔って、高ぶった意見を言っているように見えます。SEALDsは今後も活動が継続するか関心がありましたが、2016年7月の参院選終了後に解散するそうです。