2017年2月3日金曜日

1093.「TOEIC(R)テストで「高得点を取れる人」と「取れない人」の習慣」 鹿野晴夫、 山縣画児

タイトルに「習慣」とあるように、英語学習を日々の習慣として、長期的にTOEICのスコアを上げましょうという内容です。

一日一時間勉強した場合、3ヶ月では効果はあまりなく、6ヶ月後から点が伸び始めるとのことです。

その学習方法は、多くの問題集に手を広げず、数冊を最低3回繰り返すというものです。具体的には、TOEICの公式問題集などを使って、音読を中心に行われます。

こう書くと、「なんだそんなことか」と感じられますが、実際には音読にも工夫が施されており、実際にやってみると効果がありそうです。

題材もemailなどを中心とし、TOEICの勉強をしながら、日常の仕事でも英語を使えるようになることを狙っているので、実践的で継続が期待できます。

TOEICの勉強をしても会話はできるようにならないとの批判もあり、その批判は一理あると思います。ただ、このやり方だと、いくつかの実践的なフレーズを書けて、話せるようになるので、語彙やフレーズが少なくて済むビジネスには効果があると思いました。

このやり方で9月のTOEICに向けて勉強しようと思います。