怒りは自らを滅ぼすといって、怒ることは良くないことと思われています。
書籍でも怒らない方法の本が沢山あります。
本書はその反対の怒ることのススメです。
本書の例で、怒らないことで後輩から舐められたケースや、怒らないと侮られて真っ先にリストラの対象にされたケースが紹介されています。これって真実だと思います。リストラでもゴネて裁判沙汰にする人より、黙って泣き寝入るする人が選ばれると感じます。
怒りには4つの役割があるそうです。
1.怒りで威嚇することで、無用な争いを避けることができる。
2.怒りで攻撃することで、相手に再び攻撃されないようにする。
3.怒って怖がらせることで相手をコントロールする。
4.怒ることで悲しみを感じないですむ。
怒りを引きずると健康に悪そうですが、怒りをうまくコントロールできれば気分もスッキリし、人間関係にも有効に働きそうです。