2017年5月16日火曜日

1159.「闘う君の唄を」 中山七里

中山七里さんの作品にでありながら、保育園の先生の成長の話なので違和感を感じながら読み始めました。

いつもの陰惨な殺人事件でなく、モンスターペアレントを闘う社会的なテーマで、いつもと違うのですが、これはこれで面白いと感じていました。

ところが、後半から雲行きが怪しくなり、15年前の連続幼女殺人事件が蒸し返されます。

そして、次々と意外な事実が明らかになり、予想外の結末に・・・

外さない著者の期待通りの作品です。