外国でも人気があるジャパンブランドについての考察です。
特に勉強になったのは無印良品のケースです。
無印良品はもともと西友のプライベート・ブランドでした。
しかし、普通のプライベート・ブランドがそこそこの品質で安い商品であったのに対し、無印良品は、「百貨店のクオリティを7割の価格で販売する」というコンセプトであったため、高品質でしたがスーパーでは安いという商品ではありませんでした。
ただ、品質に対しては安かったため、しっかり安い理由を説明し、その安さを追求するためにシンプルを目指した。そして、デザインのコストは削除しなかったために、顧客を引きつけ、ノーブランド(無印)だったものが「無印良品」というブランドになってしまったのでした。
ブランドには哲学が必要だと思わせる話でした。