2019年1月7日月曜日

1320.「日本人が知らない満洲国の真実 封印された歴史と日本の貢献」 宮脇 淳子、 岡田 英弘

子供の頃教わった満州国は、関東軍の謀略で侵略され、溥儀を傀儡政権として建て、日本人が占領した地でした。

しかし、実際には、日本は何もない不毛の地の鉄道権益を得てしまったがために、莫大な投資をしてインフラを整備し、その投資をソ連と中華民国から守るためにさらなる資金と人材を投入して滅亡しつつあった満州族の国家を作りました。

もともと欲しかった地ではなく、得ても食い詰めた中華民族と朝鮮族しかいない荒野を成り行き上、開発してしまったというのが真相のようです。

後にはブロック経済圏を構成したものの、初めから介入していなければ大東亜戦争を引き起こす必要もなかったのではないでしょうか。

その元凶は、朝鮮半島を守ろうとして日露戦争を戦ったことであり、やはり朝鮮に介入すると一つもいいことはないと思いました。