2019年1月9日水曜日

1322.「永遠に残るは(下): クリフトン年代記 第7部」 ジェフリーアーチャー

全7部にわたる長編小説をついに読み終えました。

貧しい港湾労働者の息子として生を受けながらも、自らの努力によって爵位まで授かることとなった生涯を描ききりました。

どの巻もワクワクさせ先を読むのが楽しみでした。

ハリーは子どもの頃に出会ったエマを愛し続け、共に生涯を終えました。

1920年から1992年までの英国の風俗や歴史も取り混ぜながら、一人の高潔な人間の人生を共に体感することができました。

エンディングは静かながらも深い感動を持って読み終えました。