2021年3月1日月曜日

1435.「GHQ焚書図書開封3」 西尾幹二

 

GHQによって焚書にされた戦前の書籍を読み解く第3段。

この巻は、主に戦争小説からなります。小説と言えども実際の兵士が書いたものなので、非常に現実味があります。

日本兵によって書かれた内容から、日本軍の規律と意識の高さが伺えます。また、たまたま著者の上官だけの話かもしれませんが、非常に部下を大切にしています。

一方、国民党軍の兵士によって書かれた内容から、国民党軍の悲惨な内情がわかります。国民党軍は拉致した人間を兵士にしていたため、同胞を守るという意識が低いです。それどころか、食料すら与えられていないため、同胞から略奪し、陵辱し、殺害します。

拉致されて兵士になったため、いつも逃亡することを考えています。そのため、逃亡する兵士を射殺する軍があり、容赦なく同僚を射殺します。

常に軍服の下に便衣と呼ばれる平服を着込み、危機が訪れると軍服を脱いで便衣兵となり市民み紛れ込みます。そして、テロ活動を行います。これは完全な国際法違反であり、この便衣兵を日本軍が殺害したことを南京事件として非難しています。

「天皇制」という制度は日本にはありませんでした。この用語は、戦前に日本共産党が作りました。天皇が日本を統治する体制(国体)は、自然に生まれた立憲君主制です。国民が採択した制度ではなく、国対なのです。

「侵略戦争」という用語は戦前には世界にありませんでした。東京裁判で日本を貶めるために作られた用語です。侵略は相手の一方的な領土の占領です。戦争は相手が反撃した戦闘です。そうすると、一方的な侵略戦争なるものは、存在しないはずです。

本当に、大東亜戦争後の日本を貶めるプロパガンダはひどいものです。

https://amzn.to/3bJPtnt