SMAPのサクセスヒストリー。売れないアイドルグループがそれまでなかったバラエティ番組への出演を通じて、大人のファンも獲得し大スターになるものの、最後は散っていくストーリーです。
著者はスマスマの放送作家であり、当時の舞台裏が想像できて面白いです。文章がうまいので、引き込まれます。
ときどき胸が熱くなったり、ウルッとしたりする上質の小説です。
本を1,000冊読みました。極端な変化はありませんが、人生が好転している気がします。もう少しブログを続けてみます。 知識が増えたので物の見方の切り口も増え、他人の意見が受け売りかどうか、何となく感づくようになりました。
SMAPのサクセスヒストリー。売れないアイドルグループがそれまでなかったバラエティ番組への出演を通じて、大人のファンも獲得し大スターになるものの、最後は散っていくストーリーです。
著者はスマスマの放送作家であり、当時の舞台裏が想像できて面白いです。文章がうまいので、引き込まれます。
ときどき胸が熱くなったり、ウルッとしたりする上質の小説です。
月刊誌のエッセーをまとめているので、1つのテーマが短く読みやすいです。
一方、それぞれのテーマに直接的なつながりがないので、1つのテーマを深堀りはしていません。
「中国」という国は中華民国の設立まで存在せず、さらには中華人民共和国とは全く別の国家です。日本人は秦の始皇帝が建国した国家がずっと存続しているように勘違いしがちですが、現在「中国」と呼んでいる中華人民共和国は、1948年に建国された80年の歴史を持つ独裁による合衆国であることを理解する必要があると思いました。
Youtube番組の描き起こしで、既に視聴済みでしたが、文字になり各動画の内容を集約させると、理解が一層深まります。
印象派といえべ、モネとルノワールが思い浮かびますが、それ以外にも画家がいて、それぞれ独特な画法があり、写実派に近い人、筆触分割、点描などの違いがあって面白かった。
印象派がそれまでの西洋絵画を大きく変えたことが分かりました。
資産を蓄え巨富を持って死ぬより、いろいろな経験にお金を使い、資産ゼロで死ぬ方が幸せと説きます。
お金を使うのは年を取ってからではなく、若いときの方がいい。年を取ってからではやれないことが多くなるからだと。
この主張はとても耳触りがよいです。しかし、これができるのは、既にかなりの資産を稼いだ人と、自分が死ぬ時をはっきりわかっている人ではないでしょうか。
お金を貯めこむことに夢中で節約することは望みませんが、やりたいことをそこそこやって、少しは蓄えを持って人生を終えたいお思いました。
著者も言うように、「ゼロ」で死ぬことは不可能ですが、目標とすることで人生を充実させることはできるかもしれません。
「人生で一番大切なことは思い出を作ることだ。」という主張には一理あるように感じました。
カーストの下にさらに「不可触民」(アウトカースト)がいて、「抑圧された」を意味する「ダリト」を自称していることを初めて知りました。
ヒンディー教のカースト制度は、生まれた家の職種により階層化されており、今でも存在しています。
この差別を失くそうと、ダリトの人に優先的に教育や職を与える枠を設けましたが、それにより高い教育を受ける子供が育つ一方、ダリトの消滅をかえって困難にしています。
インド社会の暗部を知るよい機会になりました。
「お金が増えるのは働いたときと、他人から奪ったときだけ。本人が何もしないでカネがカネを稼いでくるということは本来あり得ない。だから、投資から撤退し、預金すべきだ」といった内容です。
著者は、投機を投資と呼んでおり、本来の投資ではないと思いますが、老後資金を投資で増やすというのは私も無謀だと思います。
しかし、株主優待や配当金を目的とすれば、貯金よりは利率がよいし、万が一価値が10分の1になったも、配当が変わらなければ利率が10倍になり買い増せるので、あまり気にならないと思います。
これまで定説だったフレームワーク等が実は効果がないことを証拠によって証明しています。
差別化やポジショニングは、理解しやすく、納得感があり、説明しやすいため広まったが、実質は効果がないとのことです。
これらの理論が破壊された後には、有効なマーケティング理論が残っていませんが、勉強になりました。
ただ、やたらとカタカナ英語や略語が多いので、分かりにくかったです。
タイトルから、絵画のモデルとなった女性のエピソードを語る話かと思っていましたが、それだけに留まらず古代からの女性の社会での立場や風俗なども語られとても勉強になりました。
美術から見たヨーロッパの歴史や女性たちの地位向上もよく分かり、とても面白かったです。