原発不明がんで亡くなった著者の闘病日記
病床で体は苦しく、文章を作ることも大変だろうに、治療に対する分析とその解説は凄まじいものがあります。
人間は、お金をたくさん稼いで残すより、必要なお金でやりたい事をする方が幸せなんだなあとつくづく思えました。
本を1,000冊読みました。極端な変化はありませんが、人生が好転している気がします。もう少しブログを続けてみます。 知識が増えたので物の見方の切り口も増え、他人の意見が受け売りかどうか、何となく感づくようになりました。
原発不明がんで亡くなった著者の闘病日記
病床で体は苦しく、文章を作ることも大変だろうに、治療に対する分析とその解説は凄まじいものがあります。
人間は、お金をたくさん稼いで残すより、必要なお金でやりたい事をする方が幸せなんだなあとつくづく思えました。
薄い本ですが、内容が非常に充実しているため、読み応えがあります。
一貫して、現在の通貨は「信用通貨」であると主張し、多くの経済学者や財務省が信じている「商品通貨」を否定しています。
「信用通貨」であるから、国がいくらお金を発行してよい「天からお金が降ってくる」という状況にあり、インフレが進むまで国債を発行して公共投資を行うべきだと思います。
本書は新NISAを悪のように断じていますが、NISAと株式投機を同一視しているところが問題です。
株式購入には当然、損をするリスクはあり、それはNISAだろうと他の口座だろうと違いはありません。NISAは単なる非課税枠の口座なのでそのような商品もありません。
確かに株式で老後資金を形成し、運用しようとすることは危険です。
しかし、それはNISAの問題ではなく、株の値上がりを期待することは、投資ではなく、単なる投機、賭けであることを理解せずに老後資金を投入してしまうことの問題だと思います。
中国の大富豪は、米国おベンチャー企業のビジネスを真似し、莫大な助成金と参入規制により急成長を遂げます。
しかし、大成功すると党から見返りを求められ、それに歯向かうと巨額の罰金を課されたり、投獄されたりして潰されます。
日本とは価値観が根本的に異なる国と共生することは難しいです。この国からの侵略を防ぎ切ることが重要です。
タブーとされていたじ「ジャニー喜多川の性被害」「財務省の消費税増税」「日航123号機墜落
について、語られています。
ジャニーズ問題については世間に公表されましたが、財務省と日航機については未だ謎のままです。
これらも日本からは様々な圧力で明かされることはないので、外国からの報道がないと明らかにされないようです。
仏教は、ブッダを祖とする様々な流派に分かれた東洋哲学ですが、本書はそれを分かりやすく解説してくれます。
著者は失業を繰り返し、無職で引きこもっていた時、救いを求めて様々な自己啓発書を読んだものの救われず、最後に東洋哲学に行き着きました。
ブッダの教えは一言で言えば「空」ですが、そのアプローチが多岐に渡るそうです。その中で著者がたどり着いた救いに心が癒やされました。
著者が20年前に早稲田大学理工学部を卒業した時の話です。
建築学科を卒業したものの、就職に興味が持てず、そのまま無職に。
将来展望もなく、日々好きなことをして細々と生きながらえていたところ、事務に長けた「ジム」が現れ、著者にアドバイスするという設定です。
アドバイスをもとに「好き」を事務によって「仕事」にしていきます。
何をしたいかわからず、将来に不安を持つ人を勇気づけてくれます。
しかし、原油が産出されない日本にとって、経済安全上の問題から原子力発電所は必要です。
大東亜戦争は、原油の輸入を止められたことで、米国との戦争に引きずり込まれました。
民主党政権時に感情論で原子力発電所は全て停止させられました。しかし、日本の原子力発電の技術は世界トップレベルであり、原発サイクルを認められている数少ない国の一つです。
国内だけで発電サイクルを回し、エネルギー問題で戦争に巻き込まれない国になるべきです
その中で、それぞれの「ヘンタイ」性に着目し、絵画の一般的ね見方以外の観点も教えてくれます。
各巨匠の人間性や人間関係がよくわかり、さらに巨匠たちのヘンタイ性を知ることができて、面白いです。
ただ、著者の歴史の概観と経済見通しには非常に説得力がありました。
アメリカは世界の胴元だからルールを勝手に変えられる。一方、日本は大東亜戦争後とソ連崩壊後にアメリカの敵対国とされたため、失われた30年となったという説明は説得力があります。
そして、今、敵対国は中国となり、日本は友好国となったようです。
日本の経済基盤の強さと中国の太平洋への進出を抑える地理的条件から、日本はアメリカにとって非常に重要な位置にいます。このチャンスを是非活かして、また国家として繁栄を享受したいと思います。